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知っていると役立つ!?プラスチックメーカーの業界用語集

こんにちは。入社2年目のおがわみうらです。
どんな業界にも、仕事で使われる業界用語というものがありますよね!?
私の働く、プラスチック業界にも業界用語がたくさんあります。
知っていたら、プラスチック用品を買うときに便利!?な業界用語を紹介させて頂きます。

  1. プラスチックの名前
    1. PP(ピー・ピー)
    2. PS(ピー・エス)
    3. PE(ピー・イー)
  2. 商品の品質に関わる言葉
    1. ゲート口(ゲートグチ)
    2. ウェルドライン(ウェルドライン)
    3. 白化(ハッカ)
    4. 肉厚(ニクアツ)
    5. ひける(ヒケル)
  3. まとめ


プラスチックの名前

プラスチックには無数の種類があります。
そして、名前の語感が似たものが多いです。
そこで、仕事では名称を略して表現しています。
弊社で主に使っているプラスチックの略称を紹介いたします。

PP(ピー・ピー)

ポリプロピレンの略称。耐水・耐熱に優れた樹脂で主に日用品に使用されます。

PS(ピー・エス)

ポリスチレンの略称。透明度が高くしっかりした見た目、雑貨やおもちゃに使用されます。

PE(ピー・イー)

ポリエチレンの略称。やわらかく弾力があり、食品保存容器のフタなどによく利用されています。

まだまだ、ありますが弊社で使用しているプラスチックは主に上記の3種類になります。
種類ごとの詳しい特徴などはプラスチックメーカーが教える、プラスチックは種類が豊富!をご覧ください!



商品の品質に関わる言葉

プラスチックの商品をよ~く観察していると、裏面に小さな丸い突起が付いていたりします。
それは、製品が出来るためには欠かせないものなのです!
ここからは、商品の品質に関する言葉や名称を紹介していきます。

ゲート口(ゲートグチ)

多くのプラスチック製品の目立たないところに小さな丸い突起が付いています。
それは、製品を作るときに溶かしたプラスチックを型に流し込むために欠かせない穴の名残なのです!製品が出来るためには必要不可欠!
簡単に言えば、プラスチック製品のおへそです。

ウェルドライン(ウェルドライン)

製品の表面に波のような模様が出ていること。
プラスチック製品は主に、溶かしたプラスチックを型に流して固めて製造しています。
簡単に言えば、溶かしたチョコレートを型に流して固めるようなイメージです。
なので、製品表面に波の様な模様が浮き出てしまうことがあります。
強度や耐水などには問題はありませんが、気になる人はよく観察してから製品を購入しましょう。

白化(ハッカ)

白く変色している部分のこと。
プラスチックに力を加えて無理やり曲げたりぶつけたりすると、その部分が白く変色することがあります。
一度、白化してしまうと元には戻りません。
なので、大切に扱いましょう。

肉厚(ニクアツ)

製品のプラスチック部分の厚みのこと。
プラスチックなのに(食べる)お肉の厚みと同じ言い方をするんです。
肉厚が分厚い製品は、強度が高いものが多いです。

ひける(ヒケル)

製品自体がゆるくカーブを描いてねじれていること。
使い古した製品をよ~く観察すると、製品自体がねじれていることがあります。
フタ付きの商品などは、ひけてしまうとフタが閉まりにくいなど原因になります。



まとめ

簡単なものを中心にご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?
プラスチック製品を長く愛用していただくために、購入時のチェックしたりするのも大切です。
上記の業界用語を知っているだけでチェックするポイントがわかり、ちょっと良いお買い物が出来るかも知れませんね。

その他にも、プラスチック製品使用時に知っていれば役立つプラスチックの情報が載っておりますので
下記のリンクもご覧ください♪
プラスチックメーカーが語るプラスチックの間違った使い方
プラスチックメーカーの社員が考える、プラスチックのいいところ